ひえ、これは難しい!

今、広告の仕事をしています。とある地域に密着した、タウン誌的な仕事なんです。で、その町の住人になったつもりで書いてくれといわれているんだけど、日常的な言葉を使うと差別用語が頻出するんですよ。たとえば八百屋、魚屋ですね。本当なら「青果店」「鮮魚店」といわなければいけない。肉屋も「精肉店」と一応、業界的には表記しなくてはいけない。
で、最初の依頼にも戻ると「その町の住人になったつもりで」書くと八百屋さんは八百屋さんでしょ、魚屋さんは魚屋さんといっちゃう。それを青果店なんていう業界慣れした住人は気持ち悪いッス! そんなところ住みたくないッス! 出版、広告、受け手である読者がきっちりわけられていればいいけども、こうしてネットやらなにやらで敷居が低くなってくると途端に難しくなるよなあ。浅はかなシステムを押し付けようとする行為がいかに軽率なことか露呈しちゃいますね。