ロスアンゼルス日記 2日目 カートゥーンネットワーク編編

ユニバーサルスタジオ

朝起きると、ノドがいがらっぽい。どうやら風邪を引いたみたいで、ちょっと熱もある。日本から持ってきた「葛根湯」とのど飴で応急処置し、取材先に向かう。
さて、今日の仕事はカートゥーンネットワークの監督さんに次々とインタビューすること。「サムライジャック」や「パワーパフガールズ」を作った人たちですよ。「まずはキャラクターありき」とは、みんな、口を揃えていっていたなあ。「複雑なキャラクターをシンプルな状況に置くことで物語が進ませる」のがカートゥーン作品に共通していることとのこと。日本も同じじゃん、と思われるかもしれないが、ちょっとニュアンスが違うんだな。まあ、それは本誌でお伝えします。さて、今回の取材、なにが辛いって、休みなしで7人に話を聞くってこと。スケジュール詰め過ぎなんでは……。調子も悪いし、気力も体力も尽きるっちゅうねん。終盤では、グロッキー状態になったO野編集長は5分置きに、起きたり寝たり繰り返しているし。まあ、相手には悪いが、それも無理からぬこと。日本語でも7人切りは辛いのに、英語だもん。通訳の人だって、だんだん怪しくなってきて、素人目にも、「今、言葉をすっ飛ばした?」とわかる感じ。最初は調子良かったんだけどね。★★☆
さて、僕はというと、インタビュアー兼カメラマン兼雑用というポジション。各人の取材後半はアニメージュ編集部から持ってきたカメラを使用し、インタビュー中の写真を撮影。ただ、赤目防止の機能をどうやってオフにしたらいいかわからなくてさ。わかる頃には、もう最後の人でね。ちゃんと撮れているか、今から不安。★★★
その後、ウォルマートに行き、お買い物。僕はショッピングモールでXbox(US)179ドルを発見し、購入。ソフトも安くて、「コリン・マクレー ラリー3」29ドル、「ロボテック」USED/17ドル(どちらもXbox版)、「ジェットセットラジオ」29ドル(GBA版)もいっしょに購入。日本で買ったら、下手すりゃ倍以上ですからね。
夜はLowblowの監督さん、鉄腕アトムの英訳をしている脚本家と食事。ホテルに戻ってきたときは、グデングデンでした。


写真はユニバーサルスタジオ。ホテルから歩いて5分のところにあります。