国が育てる「サイエンスライター」 文科省部会が提言
http://www.asahi.com/science/update/1020/003.html

おお! 有効かどうかは知らない。けれど、それって僕も入っているのかしら。サイエンス記事、書いてますよ! 一般向けに? やってますよ! なにせ今月のガンダムエースは男女の産み分けの仕組みを説明しています。軽い内容だけど、一般向けでサイエンスってこういうことでしょ? ねえ? それとも科学ジャーナル誌に書かなくちゃサイエンスの記事として認められないってんなら、お呼びじゃないがね。



一週間くらい東京にいます。なんだか、ここ数ヶ月間、ずっと日本と世界を飛び回っていたから、どこにも行かないと窮屈な感じがしますな。先週、信州に2回も行ったばかりなのに。
さて、次は南米か。予定は来年の頭から春くらいなんだけど、ホントにいけるのか? 期間は半月から一ヶ月くらい。そんだけ日本を離れちゃうんだぜ。仕事がなあ。向こうで原稿を書くかなあ。

電子ペーパー:「The Last Book」へ向けた取り組みと今後の課題
http://www.mainichi-msn.co.jp/it/coverstory/news/20041019org00m300076000c.html

電子ペーパーにはいろいろ言いたいことがありまして。昨日、いつもの出版勉強会「でるべん」の勉強会に参加してきまして、「書店ルネッサンス」の著者青田恵一さんの講演を聞いてきました。そこで、最新の電子ペーパーが見本として、会場内にまわされたわけですよ。
電子ペーパーって、つまり機能が制約されたPDAだ。改めてそう思いました。そのPDAだって衰退の一途をたどり、今や、皆さんご存知のとおり、携帯電話がその任を背負おうとしている。だったら、携帯で書籍配信にすればいいんじゃないかと思うんですよ。人気ライトノベルが携帯電話で配信となれば、月額300円くらいで読む人が増えると思うなあ。

でね、敢えてだよ、敢えて電子ペーパーの今の形を保とうと思えば、そこに配信されるデータは活字じゃないでしょ。映像と音楽の配信を皆は望むと思うんです。だって、小説「インストール」と映画「インストール」(まだないけど)のどちらを電子機器で見たいかといえば、映画「インストール」をみーんな選ぶでしょう。そういうことだと思うんだよなあ。

「本」は今の形で完成なんです。これ以上の進化はない。それは本を見限っているわけではなありません。そういうものだと割り切ってはどうかという、提案というか意見というか、あまり差し障りないような表現で解釈してほしいのですが、そういうことです。ねぇ、携帯性に優れ、自由に書き込みができて、気になるところは破いて保存してもいい。制作面では個人が作る場合にも、それほどのコストがかかるわけでもない(百冊2万円くらいでしょ?)。流通は全国の書店から、コミケまで、あらゆる手段が用意されている。そして、日本語が読める日本人は99.9パーセント。これを完成形といわずして、なんという。ホントに僕はそう思っています。