深夜3時に寝て、早朝5時起き。眠いとかそういうことを考える間もなく、原稿をがしがしと書き続ける。正午になり、徳間書店へ移動。事務作業をこなしつつ、合間に原稿をがしがし。一本仕上げて、SPA!へ。夜10時帰宅、朝からやっている3本の原稿を仕上げ、K社へ送信。まだ不十分なところもあるけども、先が長い仕事なので問題点と解決案を含めてお送りし、編集さんとすぐに電話で相談。そうこうしている間に、深夜0時を過ぎる。さて、アニメージュの企画書と原稿を書かなくちゃ。あ、所々への請求書も書かなくちゃ。んーむ、眠れない。



iPod三昧の日々。これいいよ。今更ながらアップルはすばらしいよ。はやく第4世代のカバーがいろいろ揃わないかなあ。今、店頭に並んでいるのは、どれも気に喰わない。

HDDレコーダーを周囲が続々と購入。僕も曲がりなりにも映像の仕事をしているわけだから、仕事に関係するテレビ録画はしなくてはいけないと思うのだが、実はすみません、一人暮らしを始めてからの8年間、ほとんど録画をしたことがありません。というか、ビデオは使っていません。だって、編集部でほとんどの主要アニメは録画してあるんだもん。どうしても必要なら、TSUTAYAにいけばDVDが続々と入荷中だし。
録画という作業は実は時代遅れだと思っている。アーカイブはすぐに取り出せるようライブラリ化しておかなければ意味がない。そのライブラリ化の作業は個人がするべきものではなく、然るべきとあるグループに任せるのがいい。自分は、そのグループへのアクセス権を持つことに集中すればいい。それが僕にとっては専門誌の編集部であったり、メーカーであったり、TSUTAYAであったり、漫画喫茶だ。物への所有欲を減退させることで、より多くの情報を所有する。だから、自分がコンピュータの端末と思えば、話は早い。知識は外部へと置いておいて、必要なときに取り出せばいいというわけだ。

……それって、あれ? 攻殻機動隊? 押井イズム? ん、毒されている?



先々週のSPA!で「レビュー」の特集がありました。うまいキャッチコピーが紹介されていました。数多くのレビューをしてきた私、柿崎ですが、実はうまいキャッチコピーというものを考えたことは、えーと、ありません。うまいコピーやうまいタイトルを付けるのは、どうも下手でして、どうにかこうにか本文の妙で今までお仕事をもらってきました。まあ、原稿のクォリティでお仕事をさせてもらっているのなら、これはもう何物にも代えがたい名誉なことでして、この方針は当分続けさせてもらいます。それはそれとして、キャッチコピー、上手い一言みたいなものに憧れます。そこで、今後、不定期になんか上手い一言を考え付いたら、嘘でも真似でもなんでもかんでもどんどん書いていこうと考えました。やっぱ、何事も慣れですからね。書き続けていれば、うまくなるもんです。